私たちの科学

私たちの科学 2016-10-15T14:05:34+00:00

i-αVLP

Insert Target Antigen into Envelope to Induce High Titer of Antibodies to the Target Antigen

免疫システムは、病気から体を保護するために働く生体構造です。人間の免疫系は、生体内のウイルスやバクテリア、自身の異常な組織(がん細胞など)などの異物を検出し、これらの異物を排除しようとするだけでなく、それらを記憶し、将来これらの異物から体を保護できるようにするものです。ワクチンは、このような免疫のシステムを利用し、様々な病気から私たちを守るものです。
従来のワクチンは、生きたウイルスを使って作られており、稀ではありますが、安全面で重大な問題を起こすこともあります。弊社の新しい独自のプラットフォーム技術は、従来のワクチンと異なり、ウイルス様粒子(VLPs)を用いて作られています。VLPsは、元の天然ウイルスと形状が同じでありながら、天然ウイルスの遺伝物質を保持していません。つまり、VLPが生体に提示されると、免疫システムは異物として認識し、有効な免疫応答を引き起こしますが、天然のウイルスに伴う副作用は起こさないのです。

i-αVLPプラットフォーム技術

VLP Therapeutics社は、チクングンヤウイルス(CHIKV)のVLPを用い、特許を取得した挿入アルファウイルス様粒子(i-αVLP)と呼ばれるプラグアンドプレイプラットフォームを開発しました。この応用可能なプラットフォームを通して、外来抗原はi-αVLPの表面上のエンベロープタンパク質の特定の2カ所に挿入できるのです。

優れた有効性

CHIKV VLP は1粒子につき240個のエンベロープタンパク質を持ち、各i-αVLPは480個もの挿入抗原を提示することができます。この高度に対称性を持った20面体に高密度で配列された抗原は、非常に強い免疫応答を誘導し、優れた有効性が得られます。

確立された安全性

従来のワクチンと異なり、VLPs自身は遺伝物質を持たないので、複製されません。このため安全であり、FDAから承認を受けたB型肝炎ウイルスやヒトパピローマウイルスのワクチン製造に使用されています。

効率的な生産

VLP Therapeutics社では、商業的な生産に拡大可能な、効率的なi-αVLPs製造法を確立しています。